日経新聞10/16 『学生集め 同窓会が応援』の記事
大学の同窓会組織が変わりつつある記事が掲載されてました。
今まで同窓会は「寄付金集め」が中心の組織だったものが・・・・
・地方の優秀な学生集め ・就職支援 等々 に変わってきているかも知れない。
全国各地、そして社会に広がっている「卒業生ネットワーク」を組織化する大学が増えてきている。
確かに東京・大阪などの都市の大学ともなると、全国各地から学生が集まってくる。
同窓会組織は「企業内職域」での活動が盛んで、優秀な学生や同じサークルや体育会学生の採用に動くこともあったが、「学歴によらない採用」「学閥づくり」とみられることもあり、職域での活動はしにくくなっている。
そこで、大学が中心になり同窓会組織を「地域・各県ごと」に立ち上げ、会員同士の懇親会開催や、インターンシップの受け皿づくりなど、新たな役割に期待している。
少子化が加速し、学生の確保に苦しむ大学が増えていく中、同窓会を通じて全国の卒業生とつながることで大学の魅力を発信出来るか? 「卒業生の愛校心」に大学側が期待している。
■詳細は ⇒ http://www.nikkei.com/article/DGKDZO78427080V11C14A0TCQ000/
新聞記事は「大学側」からの視点で書かれておりますが、私個人の視点で書かせていただこうと思う。
会社に就職すると、どうしても忙しさから「仕事中心」の生活になってきてしまう。そうすると学生時代の友人とも初めの頃は頻繁に連絡を取り合っていたとしても、徐々に途切れてしまう。
それが、高校や中学・小学校の友人ともなると、実家を離れてしまうとどうしても疎遠になりがち・・・・。
しかし、そういった昔ながらの友人こそが本音で何でも話せる友人だったりする。
社会人になると仕事違い、生活圏が違ったりすると疎遠にはなるが、帰省し同級生同士で会うとすぐ昔の話題で盛り上がる事ができる。
このような友人が、幼稚園・小学校・中学校・高校、専門学校や短大、大学まで含めると人間一人の繋がりは、数千人と繋がっているはず・・・・。
大学が「少子化の影響」で学生集めに苦戦することで「同窓会」を活用する この形式は私達起業家にも参考になる手法ではないかと思う。
起業された方の一番の悩みは「新規の営業」と言われております。
学生時代、小さい頃からの多くの友人と、社会人になってからも繋がっている人は実は少ない。
しかし、こういった友人こそが自分のことも相手の事も知り尽くし、顔を合わせた途端昔の話や友人の話題、地域の話題で話が盛り上がるはず・・・。
「顧客獲得」を一番に考えるよりも、自分を必要としている人は、もしかしたら自分の身近な人にいるかも知れない。そのために、自分の知っている人、身近な人に自分のやっているお仕事の内容をしっかり伝えておく必要があるかも知れませんね。