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「停滞する会社を復活させる経営術
歴史上の中興の祖は何をしたのか」
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不祥事や粉飾決算などから、窮地に立たされている企業の
報道があとを絶ちません。こうしたなか一部のビジネスマンや
評論家から改めて評価を受けているのが、中興の祖と呼ばれる
人たちです。
戦後では、石川島播磨(IHI)や東芝の再建者の
土光敏夫さん、サントリーの佐治敬三さん、東レの前田勝之助
さん、近年では伊藤忠の丹羽宇一郎さん、あるいは日産のカルロ
ス・ゴーンさんもその一人でしょう。
中興の祖と呼ばれるのはなんと言っても江戸時代に多く、米沢
藩を立て直した上杉鷹山(ようざん)や、幕末に活躍した備中松
山藩の陽明学者・山田方谷(ほうこく)、薪を担いだ像で知られ
る二宮尊徳(そんとく)などが代表でしょう。
実は江戸時代は武士がその役割の転換を求められていた時代であ
り、とくに中期ごろになるとその対応が機能せず、多くの藩で財
政再建を軸とした藩の立て直しが進められていました。
現在でこそ企業の再建を専門に請け負う会社やコンサルタント、
専門弁護士などが多数誕生しており、大企業などの場合は国の再
生機構などが税金を使って再建に乗り出すこともあります。法律
も民事再生法など新たな法律が生まれ、再生再建の選択肢も増え
ています。
ただこうした制度が十分整わない時代では、長年染み付いた因
習やしがらみを断ち切り、傾いた組織を立て直すことは、時に創
業者以上の苦難を強いられます。
再建や再生に取り組んだ段階で、当面の間は苦労することがわかっ
ているからです。創業者のようにゼロからのスタートではなく、マ
イナスからのスタートですから、そこから再建させる実力は並々な
らぬものがあります。経営に明るいだけでなく、危機に際しての胆
力、統率力、そして忍耐力など高い人間力をもっていないと、後々
「中興の祖」として名を残すことはできないでしょう。それゆえ、
いまなお江戸時代の名君や参謀が評価され続けるのだと思われます。
彼らはなぜ他の人にはできなかったお家復興、企業再建を成し遂
げることができたのでしょうか?どこに視点を定め、どんなところ
から取り組んでいったのでしょうか?
中興の祖と呼ばれる人たちから、その取り組みのエッセンスを学び取ります。
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