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東京2020までに間に合わせよう!経営者が押さえておきたい日本庭園のキホン
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インバウンドの増加に伴い、外国人によって日本の伝統美や資産が
見直されています。日本人が長年気づかなかった“宝“が外国人の視
点で発見されることも多いようです。そのなかのひとつに日本庭園があります。
日本人と日本庭園の関わりは深く、何をいまさらという人もいると
思いますが、ではそこに見える景色やそこに配されている石や植栽の
意味や歴史について説明できる人は、どれほどいるでしょうか?
単に美しい、素晴らしいというだけでは、ガイドブックで学んだ外
国人に白い目で見られるかもしれません。
たとえば、大きな日本庭園のなかには池があるところが多いのです
が、そこにはたいてい小さな島が配されています。果たしてその島の
意味するところは何かご存知でしょうか?
一方で池のない日本庭園も数多くあります。そこにも滝があること
はご存知ですか? そしてその水のない庭園の滝に表されている生き
物がいることをご存知でしょうか?
日本三大庭園と言われる、金沢の兼六園や水戸の偕楽園、岡山の後
楽園は日本人なら誰もが知っている大庭園ですが、昨今、外国人から
高い評価を受けている日本庭園は、日本人なら誰もが知ってるような
庭園でありません。どんな日本庭園が人気なのでしょうか?
意外と答えられないかと思います。
日本庭園は現代建築における、建物と建物の間に置かれた公園など
のユーティリティ空間のようなものではありませんでした。
平安時代は庭が生活の中心であり、建物はそれに付随するものでした。
生活の中心が庭だったので、建物は「寝殿」というように、まさに寝
るところと食事をとるだけのところでした。庭園を持つのは当然裕福
な貴族でしたが、そのスケールも壮大なもので、そこに設えられた池
(池泉)では何艘もの船が出て釣りや歌を楽しんでいたといいます。
そのためこうした日本庭園を「池泉舟遊式」と呼んでいます。
現代でもちょっとした観光地の小さな池でも貸しボートや、足漕ぎ
ボートなどを見かけることがありますが、こうした「池泉舟遊式」で
遊んだ貴族の名残りなのかもしれません。
拡大するインバウンド市場にしっかり備えるために、日本人の常識
として日本庭園のキホンを学んでおきましょう。
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さらに詳しくお知りになりたい方のために、小冊子
(A4判)を用意しております。
ご入り用の場合は、「小冊子希望」とご記入のうえ、ご返信ください。
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