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【bizマーケティング小冊子プレゼントvol.131】攻めの経営の誤算 ゴルフ用品市場、決済サービスの参入から撤退まで



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攻めの経営の誤算 ゴルフ用品市場(ナイキ)、
決済サービス(セブンペイ)の参入から撤退まで
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2206BIZbook-2


 新事業は、失敗がつきもの。
有名な企業でも結構、失敗をしています。

そこで考えたいことは失敗は成功の元とも言う通り、
そこから学びとるものがあれば次に活きてくる点です。
過去の失敗を見て、他山の石として、自社の経営に活かしたいものです。

 そこで今回は、『世界「失敗」製品図鑑』(荒木博
行著、日経BP)からアパレルの大手、ナイキとコンビ
ニ大手、セブン-イレブン-ジャパンの新事業を取り上
げ、開発の意図、経緯、なぜ失敗したのか、そこから
の教訓を紹介しました。2社とも、業界の動向を見て
攻めた結果の果ての撤退です。

 ナイキは、1984年にゴルフ・アパレルに参入してお
り、96年にタイガー・ウッズと契約することでそのブ
ランドを高めました。

そしてその勢いを勝って隣接市場であるゴルフ用品の
開発に乗り出します。まずはボール。飛距離の出る構
造のボールをウッズが使い優勝することで、その商品
を普及させようという狙いでした。

この目論見は当初は成功し、ゴルフクラブなどに乗り
出します。しかし、ウッズのスランプとともに不振と
なっていき、撤退を余儀なくされます。

企業としての強みがないDNAに根付かない施策は、属
人的な力への依存と甘い市場見積もりになりがちで、
持続的な力が出せなかったのです。

 流通大手セブン-イレブン-ジャパンは、スマホでの
決済サービスで、通信大手に遅れをとっていました。

そしてペイペイの「100億円キャンペーン」で一気に
決済サービスに注目が集まり、ペイペイを導入したコ
ンビニの客数が伸び、セブン-イレブンは落としてし
まいます。

焦った同社は、既存のセブン-イレブンアプリに決済
機能を導入するという施策に方針を転換して対応する
のですが、そこに落とし穴があったのです。

それはセキュリティの脆弱性でした。しかもトップは
その重要性を理解していなかったような発言をしてし
まいます。スケジュールを優先しセキュリティという
常識に目がいかなかった例です。そこには自社だけは
特別という思考があり判断を誤らせたのです。

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さらに詳しくお知りになりたい方のために、小冊子
(A4判)を用意しております。
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