日本中が盛り上がった、ワールドカップアジア最終予選、対オーストラリア戦。
このホームのゲームに勝利もしくは、引き分けで、5大会連続でワールドカップ出場が決まる試合。
日本代表は、ボールを支配するも、決定的なチャンスをモノにできず、悶々とした中、
アンラッキーなゴールにより、先制をオーストラリアに許し苦しい展開に・・・。
残り時間わずかの、アディショナルタイムに、本田のセンタリングを
オーストラリアディフェンダーがゴール前でハンド!!
このペナルティキックを、本田がゴール真ん中に決め、引き分けに持ち込み、
ワールドカップブラジル大会への切符を手にした。
よかった、よかった!! と日本中が安堵感を感じた翌日、日本代表の記者会見で、
PKを決め、このゲームを支配していた、本田が、記者に、チームメイトに、
そして自分自身に向けて、
「日本はチームワークは生まれ持っているもの、個のちからをどう高めるか!」
といい放った!!
チームプレーと言っても、最後のゴール決めるのも、アシストするのも、
ディフェンダーがフォワードを抑えるのも、キーパーがゴールを守るのも、
最後の最後は「個の力(決定力)」によるものが大きい。
チームとしての組織、連携を保つのはもちろんだが、それは「個の力」が
もともとあって、その「個」と「個」をつなぐもの。
そこが「個の力」が及ばず、その前にボールを奪われたのでは、元も子もない!
「個」としてのプレーの力、精神力の強さ、人間力の強さが、×人数になることにより
「和(チームプレー)」となってくる。
個人の力は、チームで育てるのは難しいはず・・・。
その前に自分自身がそれまでどう意識するかが効いてくる。
それを、日本代表本田選手が教えてくれた!